モービルマッピングで計測しよう

航空レーザー計測の仕組み

地形などの測定をする方法にはいくつかありますが、広い範囲を効率よく行うことができるのは、航空レーザー計測です。

セスナなどの小型機にレーザー計測器を設置して、飛行しながら計測します。飛行機の下側に取り付けられたレーザー計測器は、地面に向けて照射され、横に走査されます。レーザーは地面などの対象物に当たった後で反射して戻ってきます。その時間差によって高さの情報を取得することが可能です。一定の速度で走査されるレーザーは1秒間に5万回から10万回照射されるので、詳細な情報を得ることが可能です。

航空レーザー計測の場合、位置だけではなく高さも変動します。計測中に変化する高さも情報として持っておかないと、後から補正することができません。それは地上に設置されている電子基準によって測定しています。航空レーザー計測でさらに注意が必要なのが機体の傾きや速度のばらつきです。風の影響を受けやすいデメリットがあるので、慣性計測装置によって記録しています。

測定した情報から傾きや速度を補正情報として利用することで正確なデータにすることが可能です。航空レーザー計測は上から測定する方法なので、樹木や積雪の影響を受けます。また静かな水面からは反射が帰ってこないことがあり、不得手な測定対象です。ただし複数のレーザーによって広範囲で測定できるので、補完することができる場合もあります。車両ではいけないところやできるだけ早く広範囲の情報が欲しい時に有効です。

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